関東大震災を乗り越え、新たな学び舎として
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上智大学の歴史は1912年、カトリック修道会イエズス会が高嶋鞆之助子爵邸とその隣接地を取得したことに始まります。当初の赤レンガ校舎は1914年に完成しましたが、関東大震災により倒壊。1928年の大学令により大学に昇格したことを機に、より多くの学生を収容できる校舎として、現在の一号館が1932年に竣工されました。
第二次世界大戦下の東京大空襲も乗り越え、その後も幾度もの補修を重ねながら、現役の教室として活用され続けています。時代とともに補修されたレンガの色合いの違いが、建物の歴史を物語る