600軒もの銭湯建築を手がけた工務店の自信作のひとつ
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東京都台東区浅草にある『曙湯』は、昭和23年(1948年)に建設されました。手がけたのは、戦後から平成初期までの約40年で600軒もの銭湯をつくった鈴和建設(旧 鈴木工務店)です。創業者が宮大工のいる工務店で十数年修行したこともあり、『曙湯』も宮造りの技術が活きた建物です。
開業以来、『曙湯』は地域住民をはじめ多くの方々に愛されてきました。2010年の耐震補強工事のほか、改修やリニューアル工事も何度か実施されてきましたが、建設当時の雰囲気をできるだけ未来に残そうと大切に守られており、その姿勢は建物のあちこちから感じられます。
前の運営者が高齢になったことから、2025年8月より株式会社yueが運営を担っています。こうした歴史を持つ『曙湯』は、2025年10月に都内の複数の銭湯とともに東京歴建に選定されました。ここからは、その魅力に迫ります。
