東京歴建の魅力

東京歴建の魅力をくわしくご紹介。

立教大学 池袋キャンパス

6つの東京歴建が一堂に!時代を超えて愛される『立教大学』の赤レンガ建築

REKIKEN

 新宿、渋谷と並ぶ三大副都心の一つである池袋。多くの人が行き交う池袋駅から7分ほど歩くと、『立教大学』の広々としたキャンパスが見えてきます。今では都会の中にありますが、1918年(大正7年)に移転してきた当時、この一帯は富士山も望める麦畑でした。

 2018年に移転から100年を迎えた池袋キャンパスには、移転当時に建設された赤レンガ建築が今も残っています。立教大学本館(モリス館)、メーザーライブラリー記念館(旧立教大学図書館旧館)、立教学院諸聖徒礼拝堂、第1食堂、2号館、3号館の6棟です。本館とメーザーライブラリー記念館、立教学院諸聖徒礼拝堂は1999年、第1食堂と2号館、3号館は2001年に東京都選定歴史的建造物(以下、東京歴建)に選定されました。創建から100年以上、現役の学び舎として多くの学生が日々を過ごす東京歴建の魅力に迫ります。
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立教大学 池袋キャンパス 建物詳細ページ

東京都豊島区西池袋3-34-1 website: https://www.rikkyo.ac.jp/

立教大学池袋キャンパスには、本館、メーザーライブラリー記念館、立教学院諸聖徒礼拝堂、第1食堂、2号館、3号館の6棟の赤レンガ建築があります。これらの歴史的建造物と、周囲の現代的な施設、植栽が美しく調和した景観が魅力です。1999年と2001年に6棟全てが東京歴建に選定されています。

美しく調和した赤レンガ建築群の景観

 正門から入ると正面に本館、右側に立教学院諸聖徒礼拝堂、左側にメーザーライブラリー記念館があります。正門から見ると、3棟がシンメトリーに配置されているのが分かるでしょう。そのまま本館中央のアーチを抜けると、中央奥に第1食堂、その左右には2号館と3号館があります。6棟の東京歴建が美しく配置され、植栽も含めた全体の景観を楽しめるのが立教大学の魅力です。
6棟の東京歴建が美しく配置された池袋キャンパス
 本館前には2本の大きなヒマラヤ杉があります。高さは25メートル以上あり、クリスマスの時期にはイルミネーションで美しく彩られます。昔と変わらず白熱灯の色電球を使用し、その数はなんと1,000個以上。冬の風物詩として、多くの方が訪れます。
クリスマスシーズンにはイルミネーションで彩られる立派なヒマラヤ杉

時代を超えて愛される立教大学のシンボル・本館

 正門正面に建つ本館は、立教大学のシンボルです。米国聖公会宣教師アーサー・ラザフォード・モリス氏の寄付によって建てられたことから「モリス館」とも呼ばれています。1918年の建設以来、現在も教室として使われています。

 立教大学の建物は「赤レンガ」が大きな特徴ですが、本館はまさにその象徴です。「フランス積み」と呼ばれる、一段に長手面と小口面が交互に並ぶ組積法で構築されています。建物の周囲をツタが覆っているのも特徴です。春から夏にかけて緑色のツタが建物全体を彩り、秋から冬にかけて葉を落とし赤レンガが目立つようになります。季節ごとに表情を変える点も見どころです。
四季折々の表情を見せる本館。春夏は緑のツタに覆われ、秋冬は美しい赤レンガが姿を現す
 本館中央の時計台の時計は、イギリス・デント社製で、直径90cm。動力は分銅式で、今も3~4日に一度、手で巻かれています。長年の使用により時計の針が少しズレることもありますが、それも含めて魅力です。
今も手で巻かれる本館の時計。ツタが絡まって針が止まってしまわないよう、時計の周りは綺麗に剪定されている

歴史と現代が共存する赤レンガ建築

 正門から見て右手にある建物は1918年建設の立教学院諸聖徒礼拝堂です。上部のステンドグラスに見とれながら中に入ると、正面奥に見事なパイプオルガンが配置されています。ここでは、日々の礼拝をはじめ、パイプオルガンやハンドベルのコンサート、結婚式なども行われています。礼拝は一般の方も見学可能です。
礼拝堂は免振構造のため、建物と地面の間は少し隙間があいている
 正門左手にあるのはメーザーライブラリー記念館です。1918年に建設され2012年まで図書館として利用されていましたが、池袋図書館の完成とともにその役割を終えました。現在は建設時に多大な貢献をしたサミュエル・メーザー氏にちなんでメーザーライブラリー記念館として、大学の歴史を伝えるさまざまな展示がされています。
長年図書館として親しまれたメーザーライブラリー記念館。現在は大学の歴史を伝える展示施設として新たな役割を担う
 本館中央のアーチを抜け、藤棚がある中庭を通り抜けると、1918年建設の第1食堂があります。白い窓枠と赤レンガのコントラスト、屋根の塔が印象的な建物です。この食堂は一般の方も利用可能です。訪れた際は入口ドアの上にある文字を探してみてください。哲学者キケロの言葉「欲望は理性に従うべし」をアレンジした、「食欲は理性に従うべし」という意味のラテン語の言葉です。知的な遊び心を感じます。

 第1食堂の左右にあるのが、2号館と3号館です。1918年に寄宿舎として建設されました。2号館は現在、教育免許など資格を取得するための「学校・社会教育講座」の施設となっており、1階には事務室や閲覧室が、2階には研究室と実習室があります。3号館は入学センターとして利用されています。受験を考えている方は、大学案内などの資料を入手できるほか、過去の入試問題や進学情報を自由に閲覧できます。

伝統との調和が織りなす、四季を楽しむキャンパス

 立教大学の6つの東京歴建、一つひとつの建物が素晴らしいのは言うまでもありませんが、実際に訪問し印象に残ったのはキャンパス全体が醸し出す素晴らしい雰囲気です。正門正面の校舎がシンメトリーに美しく配置され、その他の建物も一体感のある景観をつくっています。本館前のヒマラヤ杉やイチョウなど、キャンパス内の植栽が丁寧に整えられている点にも目を奪われるでしょう。四季折々でさまざまな表情をみせる美しいキャンパス、ぜひ季節ごとに訪れてみてください。
東京歴建と周囲の建物、植栽が織りなす調和の取れた景観を楽しめる

立教大学 池袋キャンパス 建物詳細ページ

東京都豊島区西池袋3-34-1 website: https://www.rikkyo.ac.jp/

立教大学池袋キャンパスには、本館、メーザーライブラリー記念館、立教学院諸聖徒礼拝堂、第1食堂、2号館、3号館の6棟の赤レンガ建築があります。これらの歴史的建造物と、周囲の現代的な施設、植栽が美しく調和した景観が魅力です。1999年と2001年に6棟全てが東京歴建に選定されています。

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