早稲田大学最古の建物『2号館』
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早稲田大学『2号館』は、早稲田大学に現存する最古の建物です。1925年に図書館として竣工し、その後1934年、1955年と増築を重ね現在の姿となりました。
1991年に安部球場跡地へ中央図書館が移転するまで、図書館本館として使われていました。その後、1994年に高田早苗記念研究図書館、1998年に會津八一記念博物館が開館。博物館は一般公開されています。
正門左に位置する2号館。早稲田キャンパスの歴史的景観を特徴づける最古の建物
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博物館の入口から左手に回ると、建設当時からある大扉があります。八芒星(はちぼうせい)の細やかな透かし彫りが魅力的ですので、ぜひご覧ください。
2号館の大扉を飾る八芒星の透かし彫り
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大扉を見たあとは、會津八一記念博物館へ。1階ホールに進むと、空間の細部まで行き渡る美しさに圧倒されることでしょう。柱頭をいただく六本の柱や細やかな模様のフロア床をじっくりご覧ください。大扉を背にホール全体を見わたせば、柱と大階段の調和を楽しめます。
柱と大階段が調和する1階ホール。細部まで計算された美しい空間
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大階段の踊り場には、横山大観・下村観山による日本画の大作「明暗」が飾られています。直径約4.5mの円形で、1枚の巨大な和紙に描かれている壮大な作品です。普段は非公開ですが、公開されているタイミングもありますので、博物館のホームページをご確認ください。
2階フロアには常設・企画展示室であるグランドギャラリーがあります。広々とした天井が特徴の大空間で、図書館時代は閲覧室として多くの学生が利用していました。当時の様子に想いを馳せながら、荘厳な空間をお楽しみください。
広々とした天井が特徴のグランドギャラリー
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博物館を出て裏手に回ると、高田早苗記念研究図書館があります。専門的な研究図書を所蔵する図書館のため、一般の方は入ることができません。入口にある羊の像に挨拶をして『1号館』へ向かいましょう。
整然と並ぶ書架が続く高田早苗記念研究図書館の書庫。研究者や大学院学生が利用
2号館裏手の入口を守る羊の像。親しみやすい表情で訪れる人を迎える
